Workshop: A World Woven by Thread and Intent
6月14日・15日ロンドン
参加ご希望の方は、下記のメールフォームよりお申し込みください。
これはただの刺繍ワークショップではありません。日常の断片を言葉にし、それをコラージュして新たな視点へと編み直し、世界にひとつだけの小さなバッグとして手で縫い上げていきます。刺繍が初めての方も、コラージュに興味がある方も、針と糸で新しい表現をしてみたい方も、ただ面白そうと思った方も。どなたでも歓迎です!

「浮かび上がる彫り師の因果に基づく地平線」

「中性子=放射線=トリックスター」

刺繍が好きだ。繰り返し針を動かす作業は瞑想的でもある。ただの糸が文字やイメージとなって現れ、世界観を形づくっていく様子は、まさに聖書の「初めに言葉ありき」を思わせる。私は文字をメインに刺繍するので、なおさらそう感じるのかもしれない。 自らの意図で糸を「こちら側」と「あちら側」の間を行き来させるうちに、糸が文字となり、その文字に意味やイメージが宿っていく。
ちなみにここでいう「あちら側とこちら側」とは、布の表裏のことでもあり、同時に精神世界の見えない領域と物理世界の見える領域のことも思い浮かべている。

はっと気づくのは、同じ「行ったり来たり」の動作なのに、一針一針は独立していて、まるで世代を超えて繰り返される人々の営みが、一つの文明を形作っていくように、布の表面にその針の軌跡が集合体として意味を持ち始めていくということだ。刺繍がこんなところにつながっているとは思わなかった。布の裏側は糸が絡み合っているのも面白い。たとえば、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』が描こうとした、世代を超えて繰り返される人間の行為の繋がりというものを、刺繍という行為もまた体現しているような気がする、、。伝わるかな。
第一回 ワークショップ「糸と意図」


<内容>
刺繍という行為を通して新しい世界観を共創する試みです。参加者とともに日常の観察から言葉を紡ぎ、コラージュ技法を用いて文章を構築します。文章をもとに刺繍で表現するプロセスそのものが作品となり、参加者が得るインスピレーションがこの作品の完成形と考えています。
完成させた刺繍は、あなたの個性的な刺繍がファスナー付きのポーチに仕立て後日郵送します。
日常使いにも、大切な方への心のこもったギフトにもぴったりです。

<構成>
1)日常を観察します。
2)言葉を組み合わせながら世界観を共に構築します。
3)文書を決めて各自刺繍で表現します。(サポート有り)
4)出来上がった刺繍は後日、ポーチに仕立ててお届けします。

ポーチのサイズは約19cm × 17cmから25cm × 20cmまでの範囲で、素材はコットンです。現在のカラー展開はネイビー、グリーン、イエロー、ブルーの4色。ファスナーの色と幅もお選びいただけます。

<次回開催日時>
第一回目
2025年6月14日(日)・15日(月) 各日13:00~17:00(4時間程度)
※両日開催、各日3名までの少人数制

<場所>
ロンドン市内スタジオ(詳細は申し込み後にご案内)

<参加費>
第一回目トライアル価格 £30(材料費・仕立て代、郵送費込み)
※通常開催時は£45程度を予定
銀行振込、PayPalまたはクレジットカードでお支払いください。
お申込みを受け取り次第、お支払い方法の詳細をお知らせします。
お支払いの確認が取れ次第、ご予約が確定となります。
ワークショップは1日3名までの定員制のため、早めのお支払いをおすすめします。

<対象>
刺繍や言葉の世界に興味のある方、初心者の方もサポートしますので、安心してご参加ください。

<持ち物・服装>
特に必要なものはありません。

<申込方法>
お問い合わせ・お申し込みは
メール(mail@norikookaku.com)または下記の問い合わせフォームにて、
氏名・希望日(6月14日または15日)・連絡先をお知らせください。

<申込締切>
2025年6月12日(木)

<キャンセルポリシー>
3日前以降のキャンセルは材料費としてキャンセル料をいただく場合があります。

<開催履歴・次回募集>
第1回:2025年6月14日・15日 場所:ロンドン(受付中)
第2回:2025年8月頃 場所:京都(予定)
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